悪質な興信所の中には信じられないような依頼者を裏切りとんでもない背信行為をするような業者もいます。

嘘の報告書を提出する

興信所の料金は既に説明した通り、調査員の数×調査時間で決まります。つまり、調査日数が増えれば増えるほど、興信所はより多くのお金を取ることができます。

例えば調査を依頼されて1日目に浮気の証拠を取れたとします。ここで依頼者に報告してしまうと、1日分の料金しか取れませんが、「この日は動きはありませんでした」と嘘の報告をして、2日目、3日目の調査を促せば、2倍、3倍の料金を取ることができます。調査を継続してくれるとは限りませんが、「ただ怪しい感じはします」「経験上、ご主人は浮気をするタイプだと思います。調査を継続すれば証拠が出るでしょうね」などと言えば、たいてい依頼者は調査の継続を希望します。

配偶者の浮気を疑ってもすぐに探偵に依頼するという人は多くありません。ある程度、覚悟ができている人や疑いが強い場合、猜疑心が強い人が興信所に依頼する傾向があります。

そういった人に先ほどのようなセリフを言うと、簡単に調査継続という選択をしてしまうのです。

こうした事態にならないためには浮気があったという証拠を確保してもらうことだけでなく、浮気がなかった時こそ証拠化して残してもらうということを重視しなくてはいけません。きちんとした探偵事務所であれば調査中にビデオカメラを回していますし、クロであろうがシロであろうがDVDや写真、調査報告書をきちんと作成します。

シロだったからといって口頭での報告で済ませたり、報告書が適当だったりする業者は絶対に信用してはいけません。

調査していることを相手にバラす

浮気調査の結果、クロという証拠が取れたのに、それをもとに相手を脅迫するという悪質なケースもあります。これは前述の嘘の報告書を提出すると合わせて行われます。

たとえば、妻が夫の浮気調査を依頼したとします。調査の結果、浮気の証拠が取れた場合、妻には浮気はしていなかったと報告しながら、夫に対しては、妻にバラされたくなかったらお金を払えと脅すのです。こうすることで妻からも夫からもお金を取ることができます。しかも妻が調査を継続すればさらに調査料金も取ることができます。もちろん、こんなことは詐欺罪や恐喝罪という犯罪になります。

しかし、実際にこういった犯罪行為をおこなう悪質業者もいるのです。

探偵は開業する際、公安委員会に届け出をしなくていけないのですが、こういったところはそういったところに届け出もしていなかったりします。もちろん届け出をしているからといって100%安全というわけではありませんが、探偵に相談する際には必ずチェックしておきたポイントです。

どうしても不安な人は、大手の興信所を選びましょう。大手であれば警察のチェックも頻繁に入りますし、コンプライアンスが非常にしっかりしているので、このようなことはまず起こりません。

危険なのが極端に値段が安いところで無名な興信所に依頼したりすることです。浮気調査というのはどうしても時間や調査力が必要になります。数万円で調査ができるなんてことはまずありえませんので、そういったところには依頼しないことです。

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