探偵に相談の電話をすると、だいたい「それでは、お会いして詳しい話をしましょう」という流れになります。最近は、電話やメールだけで、依頼を受ける興信所はほとんどありません。これにはいくつかの理由があります。

  • 探偵には受けてはいけない依頼事項がある
  • 契約にあたって書面の交付が必須とされている
  • 面談した方が詳しい事情を聞くことで実効的な調査が可能となる

依頼できない事項

興信所というと、どんなことも調べて真実を暴く凄腕!と思い浮かべる人もいると思うのですが、実は探偵も万能ではありません。

  • ストーカーからの依頼
  • DV加害者からの配偶者所在調査
  • その他、犯罪につながる依頼
  • 他者のプライバシーを違法に侵害する依頼

上記のような依頼を受けることはできません。
法律でも

探偵業法第六条  探偵業者及び探偵業者の業務に従事する者(以下「探偵業者等」という。)は、探偵業務を行うに当たっては、この法律により他の法令において禁止又は制限されている行為を行うことができることとなるものではないことに留意するとともに、人の生活の平穏を害する等個人の権利利益を侵害することがないようにしなければならない。

と定められています。

ただ、依頼する側も違法調査の依頼を真正面からやっても、受けてくれないことをわかっているので、嘘をつきます。

「妻が行方不明になったので探して欲しい。事件に巻き込まれたんだと思う」などと言って、実際は自分のDVが原因だったり、「昔の友人を探して欲しい」と言って実は自分がストーカーだったりなど。

こういった嘘を見破るためにも面談は必須としているところが多いのです。逆に面談を必須としていないところは、そういった違法調査をやっている確率も高いです。依頼を受けてくれるなら、違法でもなんでも結果を出すところが良いと思う方もいるかもしれませんが、おすすめできません。

そういった興信所は警察から業務停止命令を食らったりして、調査が途中でできなくなったりする可能性があります。また、お金のためなら何でもするという営業方針なので、依頼者とトラブルになっても、返金してくれなかったり、やたらと強気だったりします。

もっとひどいところだと、料金だけ振り込ませてバックレるというところもあります。要するに詐欺です。犯人を捕まえようにも面談をしていないと相手の人相すらわからないわけですから、警察に相談しても逮捕できないことが多いです。

必ず面談をしたうえで興信所に依頼しましょう。

面談の場所にはこだわらなくても良い

探偵に相談する際の面談場所として多いのはまず、事務所です。

相談しようとしている興信所が家から比較的近い場合は、事務所は良い選択肢です。

事務所が遠い、もしくは人目があるので、近くても事務所には行きたくないという方は、喫茶店や自宅などで面談することも多く興信所で可能となっています(いわゆる出張相談)。また、出張相談の場合、カラオケボックスも相談場所として利用されることが多いようです。探偵への依頼事項は人に聞かれたくない内容がほとんどなので、密室であるカラオケボックスは都合が良いためです。

場所がどこであっても話す内容は同じなので自分の希望する場所を選べば良いです。

出張相談を受け付けているところは対応地域であれば出張相談相談料なども取っていないところが多いので料金にも違いはありません。